禺画像]
「50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?」
林 總 著 ダイヤモンド社 1,500円
この本は、
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」
林 總 著 ダイヤモンド社
シリーズの続編です。
p.146
在庫の回転率を高める。
利益ポテンシャル(PP)=限界利益/在庫金額
すなわち、
利益ポテンシャル(PP)=(限界利益/売上高)*(売上高/在庫金額)
つまり、
利益ポテンシャル(PP)=限界利益率*在庫回転速度
うーん、そうだったのか。
著者の”あとがき”にあるように、
本書の根底に流れる思想は、「ドラッカー理論」です。
ビジネスにとって大切なのは、
長期的に安定的な利益(現金)をもたらす「顧客を創造する」ことです。
事業の目的は、顧客の創造である。
買わないことを選択できる第三者が、
喜んで自らの購買力と交換してくれるものを提供することである。
「顧客の視点」と言いながら、
結局のところ、多くの経営者たちは「会社内部の視点」でしかビジネスを見ることができない。
さらに、
業務プロセスの視点の本当の意味が曖昧のまま仕事を進めて、
失敗を繰り返すケースが後を絶ちません。
その原因はどこにあるのか?
その答えを、ドラッカー理論と管理会計を使って考えた本。
管理会計の勉強に役に立ちました。
林 總(はやし あつむ)さん、ありがとうございました。
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」を、
もう一度読み返してみるか。
セコメントをする