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「ふつうな私のゆるゆる作家生活」
益田 ミリ 著 文藝春秋 1,000円 2009年発行
またしても、益田ミリです。
実録っぽい。
益田ミリの魅力の基が、少しわかったような気がします。
わたしは、ほとんどのことに興味がないのでした。
だけど、出かけて行くのです。
探している何かに、出逢うために。
例えば、
キノコ講座。
でも、キノコには、まったく興味ない。
本当は行きたくない。めんどうくさーい。
でも行くのです。
行ってみても、興味がないので上の空。
でも、「色の美しい毒キノコって少ないんです」ということは、
なんか面白ーい、と思う。
こんな、ハッとする言葉に出逢うために。
例えば、
「ニリンソウ観察会」
まったく興味がない。
ニリンソウって、花?草?
どーせ、一人で参加してるの、わたしだけなんだようなー。
行くのやだなー
でも、行くのです。
「ニリンソウは、5月になると、ばったりなくなります。」
こんなドキドキする言葉に出逢うために。
例えば、
「夜の山をハイキング」
こんなのに一体誰が参加するのだろう?
でも、行ってみようと思う。
知りたいのです。
夜の山がどんな世界なのか、ということより、
夜の山を見た自分が、どんな気持ちになるのか。
機会があれば、興味がなくても、一人ででも、飛び込んでみる。
探している何かに出逢えるかも・・・
まずは、一歩を踏み出してみることが大事なんだな。
この項、続く。
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